5月3日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第7回戦は、12対1で東北楽天が大勝。
東北楽天は2回裏、先頭・鈴木大地選手が安打で出塁すると、1死1塁から辰己涼介選手の適時三塁打で先制する。なおも2死1、3塁から、小郷裕哉選手、村林一輝選手の連続適時打が生まれ、この回一挙4得点を奪う。
さらに5回裏、先頭・村林選手が内野安打で出塁し、続く浅村栄斗選手が3号2ラン。7回裏には、村林選手、浅村選手、島内宏明選手の3連打と押し出し四球、太田光選手と小深田大翔選手の連続適時打で6点を追加し、12対0と千葉ロッテを突き放した。
序盤から打線の大量援護を受けた先発・早川隆久投手は、7回まで3塁を踏ませない好投を披露。8回表、1死2、3塁から内野ゴロの間に1点を失うも、最終9回表もマウンドへ。2死1、3塁とピンチを招きながらも、最後は田村龍弘選手を右飛に打ち取った。9回127球6安打2四球奪三振1失点の内容で、2021年5月16日以来となる完投勝利を挙げた。
勝利した東北楽天は打線が爆発し、計15安打12得点の大勝。村林選手が4安打2打点、小郷選手は2安打1打点2盗塁、浅村選手は本塁打含む2安打、太田選手も2安打3打点の活躍を見せた。
一方敗れた千葉ロッテは先発・西野勇士投手が6回96球8安打1四球3奪三振6失点と乱調。2番手の西村天裕投手も6失点と相手打線に捕まり、打線は相手先発・早川投手の前に6安打1得点に終わった。
123456789 計
ロ 000000010 1
楽 04002060X 12
ロ ●西野勇士-西村天裕-澤田圭佑
楽 ○早川隆久
文・藤井美月
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