5月1日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第5回戦は、4対3で東北楽天が勝利した。
東北楽天先発の藤井聖投手は、2イニング連続で打者3人で抑える立ち上がり。3回裏1死1、2塁のピンチを無失点で切り抜けると、5回裏には無死から連打を浴びたが、ここも得点は許さず。5回69球4安打1四球4奪三振無失点でマウンドを降りた。
打線は初回、小郷裕哉選手が安打で出塁し、村林一輝選手の犠打で2塁に進むと、続く浅村栄斗選手が適時打を放ち、1点を先制する。3回表には、小深田大翔選手の安打、小郷選手の四球などで1死2、3塁から、浅村選手のゴロの間に1得点。4回表には辰己涼介選手の1号ソロでスコアを3対0とした。
6回裏は藤平尚真投手が走者を出しながらも無失点でつなぐ。しかし7回裏、酒居知史投手が3連打で1点を失うと、ゴロ、野選の間にそれぞれ1点を失い、試合は振り出しに。1死1塁から代わった鈴木翔天投手が後続を三振に仕留め、勝ち越しは許さない。
同点で迎えた9回表、辰己選手の安打、石原彪選手の犠打で1死2塁の好機を演出。この場面で打席に入った小深田大翔選手が、カウント1-1からセンターへ適時打を放ち、勝ち越しに成功した。9回裏は則本昂大投手が3者凡退に抑え、4対3で試合終了。小深田選手が3安打1打点、辰己選手が一発を含む2安打1打点、則本投手は防御率0.00を維持し、6セーブ目をマークした。
敗れた福岡ソフトバンクは、先発の大関友久投手が4回79球5安打4四球3失点の内容。打線も8安打3点の奮闘で追い上げを見せたが、あと一歩及ばず、連勝は「7」でストップした。
123456789 計
楽 101100001 4
ソ 000000300 3
楽 藤井聖‐藤平尚真‐酒居知史‐○鈴木翔天‐S則本昂大
ソ 大関友久‐石川柊太‐藤井皓哉‐●オスナ
文・薗田陽和
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