◇福岡ソフトバンク対埼玉西武 第6回戦(29日・みずほPayPayドーム)
埼玉西武の金子侑司選手が通算1000試合出場を達成した。
この日は「1番・右翼手」で先発出場。1対1の5回表には2死1、3塁のチャンスで、勝ち越しの2号3ラン。試合成立の5回を終え、記念のパネルを受け取り場内に一礼した。
立命館大学から2012年ドラフト3位で入団。翌13年3月29日の開幕戦でスタメンに名を連ね、プロとしてのキャリアをスタートした。その俊足で16年、19年と2回の盗塁王にも輝き、20年9月22日の北海道日本ハム戦では通算200盗塁をマーク。守備でも体を張ったプレーで幾度もチームを助けた。
ケガや不振にも見舞われ苦しいシーズンが続いていたが、今季はオープン戦で打率.360と猛アピール。開幕戦では「1番・中堅手」でスタメンに選ばれた。その後は打撃の調子を落としたものの、2本塁打含む5試合連続安打と調子上向き。チーム打率.207(試合開始前時点)と苦しむ打線を引っ張れるか。
◇金子侑選手 コメント
「これまでの自分の野球人生に携わっていただいたすべての方に心から感謝したいと思います。また、家族、友人、そしてファンのみなさまの声援のおかげでここまでやってくることができました。そして、ライオンズという素晴らしい球団で達成できたこと、本当にうれしく思います。これからも、1試合、1試合積み重ねていけるように頑張っていきます。これからもご声援、よろしくお願いします」
◇金子侑選手 各種記録
初出場 2013年3月29日 北海道日本ハム戦
初安打 2013年3月29日 北海道日本ハム戦
初本塁打 2013年4月3日 福岡ソフトバンク戦
初打点 2013年4月3日 福岡ソフトバンク戦
初盗塁 2013年4月16日 オリックス戦
200盗塁 2020年9月22日 北海道日本ハム戦
文・丹羽海凪
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