4月28日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第5回戦は、3対2で福岡ソフトバンクが2試合連続のサヨナラ勝利を収めた。
初回、先発・東浜巨投手が3者凡退に抑えると、今宮健太選手の二塁打などで2死3塁から、山川穂高選手の適時打で1点を先制する。3回表には1死3塁のピンチに野選で1点を失うが、東浜投手は粘り強い投球で7回104球4安打1四球5奪三振1失点の好投を見せた。
中盤は両軍ともに無得点だったが、7回裏に2死から甲斐拓也選手の1号ソロが生まれ、福岡ソフトバンクが勝ち越しに成功。しかし直後の8回表、2番手・松本裕樹投手が安打と四球で1死満塁とすると、佐藤龍世選手の犠飛で同点に追い付かれる。9回の攻防を終えても2対2のまま、試合は延長戦に。
12回までは津森宥紀投手、藤井皓哉投手、杉山一樹投手が、それぞれ1イニングを走者を背負いつつ無失点で切り抜ける。迎えた12回裏、先頭の栗原陵矢選手が安打で出塁すると、申告敬遠、代打・川村友斗選手の安打などで2死満塁に。ここで柳田悠岐選手が打席を迎えたが、捕逸の間に3塁走者が本塁へ生還し、劇的なサヨナラ勝利となった。
一方敗れた埼玉西武は、先発・隅田知一郎投手が8回121球6安打2四死球4奪三振2失点の好投。打線はアギラー選手、岸潤一郎選手、源田壮亮選手が複数安打を放つなど12安打も、好機であと一本が出ず、惜敗となった。
123456789101112 計
西 001000010000 2
ソ 100000100001X 3
西 隅田知一郎-佐藤隼輔-本田圭佑‐水上由伸‐●中村祐太‐平井克典‐ヤン
ソ 東浜巨-松本裕樹-オスナ‐津森宥紀‐藤井皓哉‐○杉山一樹
文・西嶋葵
福岡ソフトバンクが2試合連続のサヨナラ勝利 甲斐拓也に1号ソロ
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2024.4.28(日) 17:56