136メートルの驚愕弾に「ビースト」「モンスターショット」
25日(日本時間26日)の本拠地ホワイトソックス戦に「2番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、9号2ランを放ったエンゼルスの大谷翔平投手。4打数1安打2打点1四球で3三振を喫したものの、プホルス、トラウトとの初“トリオ弾"でチームを11-3の勝利に導いた。メジャー1年目での2桁本塁打に王手をかけた一発は、打球速度110.4マイル(約178キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)の驚愕弾。エンゼルスが公式インスタグラムで画像や動画を公開すると、ファンからは「ビースト」「ムーンショット」などと称賛の声があがった。
カルフーンのタイムリーで3-2と1点を勝ち越した直後の5回無死二塁の好機だった。大谷がシールズの初球の88マイル(約142キロ)真っ直ぐを完璧に捉えた。大歓声の中で右翼スタンド中段へ着弾する特大の本塁打。初速178キロの打球は角度33度で飛び出して高々と舞い上がり、大谷にとって今季2番目となる136メートルの飛距離を叩き出した。
エンゼルスの公式インスタグラムでは、「446ft弾!」と漢字の「弾」を使い、打球を捉える大谷の画像を紹介。すると、ファンからは「ベリーグッド! オオタニ」「彼はアメージングだね。でも彼のえげつないスプリッターがまた見たいよ」「ムーンショット」などと称賛のコメントが集まった。中には、「(フィートではなくて)メーターでお願い」と英語で投稿する日本人のファンもいた。
また、球団公式インスタグラムは別の投稿でホームランの動画も紹介。こちらには「完全に打ち砕く」との文言が添えられた。これに対しては「我々の実況は最高だ」「彼はリーグ最高の選手となるだろう」「オオタニは過大評価されていると考える人が大勢いるが、理由を述べることはできない」「ビースト」「モンスターショット」といった喜びの声が集まっている。
エンゼルスはトラウトに2発、プホルスにはケン・グリフィー・ジュニアを抜いて歴代単独6位に立つ通算631本目の本塁打も飛び出し、大勝で連敗を「2」でストップ。ファンにはたまらない一戦となった。
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