4月21日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第6回戦は、3対1でオリックスが接戦を制した。

　オリックスは3回表、先頭・福田周平選手が安打で出塁すると、西野真弘選手の適時二塁打で1点を先制する。4回裏、先発の宮城大弥投手が近藤健介選手に4号ソロを被弾。しかし直後の5回表に、福田選手の四球とセデーニョ選手の安打などで2死1、3塁の好機を演出。ここで頓宮裕真選手が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。

　さらに、9回表には西川龍馬選手に適時二塁打が生まれ、リードを2点に広げる。宮城投手は9回裏のマウンドにも上がり、2死1、3塁のピンチを背負ったものの、最後は近藤選手を空振り三振に抑えた。9回118球5安打無四球11奪三振1失点の好投で、今季初の完投勝利を挙げている。

　敗れた福岡ソフトバンクは、先発のC.スチュワート・ジュニア投手が5回100球5安打5四死球5奪三振2失点。打線は9回裏に2死1、3塁と、一発が出れば逆転サヨナラ勝利という好機を生かせず。散発5安打1得点にとどまった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ００１０１０００１ ３
ソ ０００１０００００ ０

オ ○宮城大弥
ソ ●C.スチュワート・ジュニア-長谷川威展-澤柳亮太郎‐又吉克樹

文・西嶋葵

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