7月26日、メットライフドームで行われる埼玉西武とオリックスのカード最終戦。25日の第2戦はシーソーゲームとなったが、キャプテン・浅村選手の一打で埼玉西武がサヨナラ勝ちを収めた。5連敗中のオリックスが連敗を止めるか、3連勝中の埼玉西武が連勝を伸ばすか。試合の見どころを挙げていきたい。
【今季対戦成績】
埼玉西武→8勝4敗1分、オリックス→4勝8敗1分
【埼玉西武】菊池投手 13試合、8勝2敗 90回、87奪三振、33失点 防御率3.30
【オリックス】アルバース投手 15試合、9勝1敗 89回、63奪三振、30失点 防御率2.93
埼玉西武はエース・菊池投手をマウンドに送りこむ。6月までに8勝を挙げた左腕だが、ここ3試合は白星を挙げられていない。前回登板の東北楽天戦でも6回を投げ107球、与四球4、6失点と大誤算。26日の試合では本来の持ち味を発揮し、復調の兆しを見せたいところだ。
埼玉西武打線においては、現在3試合連続猛打賞の主砲・山川選手に期待が集まる。22日の楽天戦では2本塁打。7月はここまで7本塁打を放つなど好調。昨年も8月以降に調子を上げた「夏男」が、そのバットで打線をけん引してくれるはずだ。
オリックスの先発は、こちらもオリックスの勝ち頭・アルバース投手だ。現在、リーグ3位タイとなる9勝をマークしているが、ここ3試合勝ち星がない。前回登板の千葉ロッテ戦では勝ち負けこそつかなかったものの、3回6失点と大崩れした。26日は、低めにボールを集める丁寧な投球を心がけたい。
オリックス打線では、25日の試合で2打席連続アーチを描いたロメロ選手に注目だ。どちらの本塁打も、埼玉西武・十亀投手の高めに浮いた直球を見逃さずに振り抜いた一発だった。今季埼玉西武戦では、17安打6本塁打、打率.333の成績。25日に3打点を挙げた大砲が、この試合ではチームの連敗ストップに貢献できるだろうか。
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