4月19日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと千葉ロッテの第4回戦は、4対3で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムの先発は伊藤大海投手。3回までは1安打に抑えたものの、1点リードの4回表、ポランコ選手に3号2ランを浴び、逆転を許す。7回表には山口航輝選手の1号ソロで1点を失い、7回97球6安打無四死球4奪三振3失点でマウンドを降りた。

　打線は3回裏、上川畑大悟選手が死球で出塁、ゴロの間に進塁すると、郡司裕也選手が適時打を放ち、1点を先制。2点を追う7回裏には、レイエス選手の2号ソロ、水野達稀選手の6試合ぶりの安打となる適時打で試合を振り出しに戻す。

　8回は河野竜生投手、9回途中からは金村尚真投手がそれぞれ無失点でつなぎ、同点で迎えた9回裏。今季初出場となった清宮幸太郎選手の二塁打、水野選手、郡司選手の申告敬遠などで1死満塁とサヨナラの好機を迎える。ここで代打・加藤豪将選手が押し出し四球を選び、4対3で試合は終了した。

　勝利した北海道日本ハムはレイエス選手が一発を含む2安打1打点、水野選手が2安打1打点の活躍。5カード連続で初戦を制した。敗れた千葉ロッテは、先発のメルセデス投手が6回83球3安打2四死球5奪三振1失点の好投。打線は2本塁打で3得点を挙げたが、横山陸人投手が痛恨の押し出し四球を与え、連勝は「3」でストップした。

　 １２３４５６７８９　 計
ロ ０００２００１００　 ３
日 ００１０００２０１Ｘ ４

ロ メルセデス‐八木彬‐澤村拓一-●横山陸人
日 伊藤大海‐河野竜生‐○金村尚真

文・薗田陽和

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