7月25日、メットライフドームで行われる埼玉西武対オリックスの第13回戦。埼玉西武は首位の座を守るため、オリックスはAクラス入りのため、ともに気が抜けないギリギリの戦いが続く。両者にとって重要な一戦となるカード2戦目の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→7勝4敗1分、オリックス→4勝7敗1分
【埼玉西武】十亀投手 15試合、5勝7敗 95.2回、66奪三振、42失点 防御率3.57
【オリックス】ディクソン投手 12試合、2勝5敗 63回、57奪三振、30失点 防御率4.14
予告先発は埼玉西武が十亀投手、オリックスがディクソン投手と発表されている。十亀投手は前回の福岡ソフトバンク戦では、6回途中5失点の乱調で7敗目を喫した。24日に完投勝利を挙げた多和田投手に続き、味方打線の援護を待ちながらしっかり試合を作りたい。
対するディクソン投手は7月、3試合に登板して負けなしの2勝と調子を上げてきた。前回登板は9回、被安打3、奪三振12、146球を投げる気迫の投球。チームで初完投となる完封勝利を飾った。前半戦は成績不振だっただけに、後半戦はチームの救世主となるような投球を続けたいところ。
24日の試合、勝利した埼玉西武は森選手がヒーローになった。守っては、女房役として多和田投手を10勝目に導くと、打っては3安打2打点の大活躍。オリックス・金子千尋投手から放った10号2ランは試合を決定付けるだけでなく、自身3度目の2桁本塁打となった。25日も攻守でチームを支えてみせる。
一方、24日は5安打1得点で敗れたオリックス。打線の注目は8試合連続スタメン出場中の伏見選手だ。7月は11試合出場、30打数13安打、打率.433という成績。スタメン出場が始まった11日の試合以降、無安打だったのはわずか1試合。25日の試合でも自慢の打力をアピールしながら、チームのAクラス入りに貢献したい。
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