4月7日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第3回戦は、3対2で東北楽天が勝利した。
東北楽天の先発・藤井聖投手は序盤2回、得点圏に走者を背負いながらも、ともに併殺打でピンチを切り抜ける。続く3回表には、柳田悠岐選手の2点適時打で先制を許したが、4回以降は追加点を与えず、5回78球8安打無四球1奪三振2失点で降板した。
打線は2点を追う4回裏、辰己涼介選手の二塁打などで2死3塁の好機を得ると、太田光選手の適時打で1点を返す。6回裏には、辰己選手の安打や盗塁などで2死2塁としたところで、村林一輝選手に適時二塁打が生まれ、試合を振り出しに戻した。
6回表からは藤平尚真投手、酒居知史投手、宋家豪投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑えると、9回表は則本昂大投手も無失点でつなぎ、打線の反撃に望みをかける。迎えた最終9回裏、先頭の浅村栄斗選手が四球で出塁すると、続く岡島豪郎選手が犠打を決め1死2塁とする。ここで鈴木大地選手に適時二塁打が生まれ、東北楽天がサヨナラ勝ちを収めた。
勝利した東北楽天は、救援陣がピンチを背負いながらも粘投し、勝利を呼び込んだ。打線は村林選手が3安打1打点、辰己選手が3安打、小郷裕哉選手が2安打をマークしている。一方敗れた福岡ソフトバンクは、11安打を放ちながらも好機で打線がつながらず、2得点に終わった。先発のC.スチュワート・ジュニア投手が5.2回103球8安打3四球3奪三振2失点の内容だった。
123456789 計
ソ 002000000 2
楽 000101001x 3
ソ C.スチュワート・ジュニア-長谷川威展-津森宥紀-松本裕樹-●澤柳亮太郎
楽 藤井聖-藤平尚真-酒居知史-宋家豪-○則本昂大
文・谷島弘紀
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