始球式を務めたレドリー・キング氏、大谷の本塁打に「驚いたよ」
エンゼルスの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)の本拠地ホワイトソックス戦で8号ソロ本塁打を放った。飛距離435フィート(約132.6メートル)の一撃に、試合を観戦したサッカー元イングランド代表DFも「凄いパワーだ!」と脱帽した。
この日、「6番・DH」でスタメン出場した大谷は1点リードの4回の第2打席で相手先発右腕ジオリートの4球目、93.5マイル(約150キロ)のツーシームを完璧に捉え、センターへ運んだ。7月8日(同9日)のドジャース戦以来となる一発だった。
本拠地エンゼルスタジアムが興奮に包まれる中、この本塁打に驚愕の表情を浮かべたのは元イングランド代表DFレドリー・キング氏だ。
英国の名門トットナム一筋で14シーズン活躍し、キャプテンも務めた名ストッパーは2012年に現役を引退。現在はトットナムのアンバサダーを務めている。トットナムが25日(同26日)に米サンディエゴでASローマと親善試合を行うことから、キング氏はこの日の試合で始球式を務めていた。
「あのホームランは何だ! 凄いパワーじゃないか。まったく驚いたよ」
エンゼルスのユニフォームをまとったキング氏はそう驚嘆の声を漏らした。始球式ではノーバウンド投球を果たせなかったが、「個人的には野球も好きなんだよ」と話していたキング氏は試合を堪能し、「Shohei Ohtani」の名前もしっかりと頭に刻んだ様子だった。
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