「6番・DH」スタメン前に実施、ソーシア監督「正念場は遠投と投球練習」
右肘靭帯損傷から投手としての復帰を目指すエンゼルスの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)の本拠地ホワイトソックス戦を前に2日ぶりにキャッチボールを再開した。
大谷は19日(同20日)に右肘の再検査を受け、投球再開を許可された。この日から3日連続で水原一平通訳とキャッチボールを行っていたが、22日は投球練習は一旦お休み。そして「6番・DH」でのスタメンが発表されたこの日の試合前に、エンゼルスタジアムの外野で水原通訳と再開した。
これまでは約18メートルの距離だったが、この日は25メートルまで距離を伸ばすなど、順調な調整ぶりをアピールした。
44球投げたところでフリー打撃練習に一旦合流した大谷について、マイク・ソーシア監督は「まだ序盤だが、状態はすごくいい」とえびす顔。その上で、「正念場はこれからアグレッシブな遠投、マウンドからの投球練習で決まっていく。3日投げてオフ、4日投げてオフ、5日投げてオフという具合に、彼のフィーリングを大事にしていきたいと思っている。だが、正念場は遠投、マウンドでの投球練習になる」と説明した。
地元メディアは早ければ9月にも二刀流再開と報じているが、遠投とマウンドでの投球練習をいかにこなせるかが肝となると指揮官は主張していた。
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