ソーシア監督が日本語の習得にハマっている? 日本報道陣への“逆質問”も…
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は選手、監督としてワールドシリーズ制覇を果たした知将として有名だが、最近、明らかにハマっていることがある。それは日本語の習得だ。
試合前のダグアウトでの囲み取材。右肘靭帯損傷から再検査の末に投球練習が許可された大谷翔平投手についての話題になると、「セイゲンナシ(制限なし)」と日本語を繰り出しては満面の笑みを浮かべている。
さらに、21日(日本時間22日)の本拠地アストロズ戦前には、今年からエンゼルスで働く日系人広報グレース・マクナミーさんに、取材対応の合間に「スケジュールって日本で何て言うんだ? ヨテイ。OK」と質問。そして、取材対応の最後には語学習得への意欲が“爆発”してしまった。
「Car before the horse(本末転倒)って日本語で何と言うんだ?」
「Where the rubber meets before the road(正念場)って何ていうんだ? ホンチャンか?」
ソーシア監督は立て続けにグレースさんと日本報道陣に質問攻め。今後の取材対応のネタ仕込みに余念がない様子だった。
今や「セイゲンナシ」を完全にモノにした格好のソーシア監督。長谷川滋利氏、松井秀喜氏、高橋尚成氏をエンゼルスで指導してきた知日家は、シーズン終盤に向けて日本語の語彙力を伸ばしそうな勢いだ。
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