7月24日、18時からメットライフドームで行われる埼玉西武とオリックスの一戦。前カードで東北楽天に負け越した埼玉西武と、千葉ロッテに3連敗を喫したオリックス。首位の座を死守するため、他チームを出し抜くため、気が抜けない試合が続くパ・リーグの中で、勝利を飾るのはどちらのチームか。24日の試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
埼玉西武→6勝4敗1分、オリックス→4勝6敗1分
【埼玉西武】多和田投手 15試合、9勝4敗 94回、62奪三振、51失点 防御率4.69
【オリックス】金子千尋投手 14試合、4勝5敗 82.2回、60奪三振、35失点 防御率3.48
埼玉西武の先発は多和田投手。前回登板の福岡ソフトバンク戦では、4本塁打を含む被安打14、4回途中11失点と大炎上し、敗戦投手となった。24日のマウンドでは、3勝0敗、防御率2.86と相性の良いオリックス相手に好投を披露して、節目の10勝目をつかみたい。
打線では3番・浅村選手、4番・山川選手の主軸に注目だ。浅村選手は、21日の試合で2打席連続の20号2ラン、21号ソロを放つ活躍。山川選手は22日の試合で2打席連続の25号ソロ、26号ソロを放った。ここ2試合で7本塁打と爆発力を見せている埼玉西武打線の中心にいる2人に、24日の試合でも期待がかかる。
対するオリックスは金子千尋投手が先発する。前回登板の北海道日本ハム戦では5回2失点の力投を見せた。今季はここまでクオリティ・スタートを9回達成するも、白星が伸びていない金子千尋投手。24日の登板では、苦手な埼玉西武打線に対して安定した投球を見せられるのか。上位との差を縮めるためにも、エースの役割を果たすことが求められる。
打線では4番に座る吉田正選手に注目したい。21日の試合で13号ソロ、22日の試合では2試合連続の14号2ランを放ち、チームが3連敗を喫した中でも存在感を放った吉田正選手。5試合連続安打中と波に乗っている主砲に、24日の試合でも期待したい。
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