3月31日、森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第2回戦は、埼玉西武が2対1で勝利した。
埼玉西武打線は初回、2死2塁から相手の敵失間に1点を先制。3回表には1死3塁から児玉亮涼選手の適時内野安打で2対0とした。
先発マウンドに上がったのは高橋光成投手。初回、2回裏と毎回安打も無失点と、落ち着いた立ち上がりを見せる。さらに3回からの3イニングは1本のヒットも許さず、6回75球3安打1四球無失点の内容で降板した。
7回裏から登板した平井克典投手は1死1、2塁のピンチを招くと、平良竜哉選手に適時二塁打を浴び1点差に。さらに1死満塁とされるも続く打者を三振、右飛に抑え、最少失点で踏みとどまった。
8回裏は大曲錬投手、9回裏は田村伊知郎投手がそれぞれ1イニングを無失点で締めて試合終了。1点差で逃げ切った埼玉西武は、先発・高橋光成投手が一軍復帰に向けて順調な回復ぶりを示す内容となった。打線では蛭間拓哉選手が4打数3安打の活躍を見せている。
敗れた東北楽天は、先発・辛島航投手が4回57球3安打1四球1奪三振2失点(自責点1)の内容。ルーキー・青野拓海選手は公式戦初安打、平良竜哉選手が2打数2安打1打点をマークした。
123456789 計
西 101000000 2
楽 000000100 1
西 ○高橋光成-平井克典-大曲錬-S田村伊知郎
楽 ●辛島航-櫻井周斗-瀧中瞭太
文・井口縁
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