3月30日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第2回戦は、2対0でオリックスが今季初勝利。両外国人先発投手から始まった投手戦を制した。
オリックスの先発はエスピノーザ投手。1回表、先頭打者に四球を与えるも無失点に抑え、2回以降はテンポのいい投球を披露。6回82球2安打4四球3奪三振無失点の内容で、来日後公式戦初先発のマウンドを降りた。
援護したい打線は、相手先発・モイネロ投手の前に4回まで1人のランナーも出せない苦しい展開が続く。しかし5回裏、頓宮裕真選手が今季初安打を放ち1死1塁とすると、セデーニョ選手に1号2ランが生まれ2点を先制した。
7回表から継投に入り、小木田敦也投手、マチャド投手がそれぞれ1イニングを無失点に抑える。9回表、平野佳寿投手は1死1、2塁のピンチを招いたものの、続く打者を左飛、空振り三振で切り抜け、2対0で試合終了。打線は3安打に抑えられるも、セデーニョ選手の2ランが決勝点となった。8回表に登板したマチャド投手は外国人球団最速記録の162km/hを記録している。
一方敗れた福岡ソフトバンクは、先発のモイネロ投手が8回90球3安打1四球4奪三振2失点の力投。打線は近藤健介選手が2試合連続の複数安打も、3度の併殺打などチャンスを生かしきれなかった。
123456789 計
ソ 000000000 0
オ 00002000X 2
ソ ●モイネロ
オ ○エスピノーザ-小木田敦也-マチャド-S平野佳寿
文・井口縁
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