3月24日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと阪神のオープン戦は、5対2でオリックスが勝利し、オープン戦を8勝6敗1分で終えた。
オリックスは初回、先頭・福田周平選手の安打と相手の暴投で2死2塁とすると、頓宮裕真選手が適時二塁打を放ち、先制に成功する。しかし直後の2回表、先発・田嶋大樹投手は先頭打者に四球を与え、連打で同点に追い付かれてしまう。それでも3回表、4回表は1安打に抑え、4回72球4安打1四球4奪三振1失点の内容だった。
2番手・エスピノーザ投手は5回表、味方の失策も絡み、中野拓夢選手に勝ち越しの適時二塁打を浴びる。一方の打線は7回裏、1死から宗佑磨選手、森友哉選手の連打で1死1、3塁の好機を演出。ここで代打・セデーニョ選手が同点適時打を放つと、なおも2死2、3塁の場面で相手の暴投の間に3塁走者が生還し、勝ち越しに成功した。
さらに8回裏、1死1、3塁から宗佑磨選手、2死1、2塁から代打・西野真弘選手の適時打が生まれる。3点リードの9回表は、吉田輝星投手が2死満塁のピンチを背負うも、最後は森下翔太選手を二飛に打ち取り、5対2で試合終了。
8回表に3番手で登板したドラフト5位ルーキー・高島泰都投手が、1イニングをわずか8球で退ける好リリーフを見せた。打線では宗選手が3安打1打点、紅林弘太郎選手は2安打を記録している。
123456789 計
神 010010000 2
オ 10000022X 5
神 才木浩人-岡留英貴-漆原大晟‐●島本浩也‐加治屋蓮-石井大智
オ 田嶋大樹-○エスピノーザ-高島泰都‐S吉田輝星
文・西嶋葵
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