3月20日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と広島のオープン戦は、6対5で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武の先発・武内夏暉投手は2回表、2死2塁から上本崇司選手に先制打を浴びると、続く3回表にもレイノルズ選手の適時打を許し、序盤に2点を失う。しかし打線は直後の3回裏、1死から西川愛也選手、金子侑司選手の連打などで満塁の好機を演出。栗山巧選手の2点適時打で同点とし、続くアギラー選手の適時二塁打で勝ち越しに成功した。

　援護を受けた武内投手だったが、5回表に1死1、3塁のピンチを招くと、田中広輔選手の遊ゴロの間に1点を失う。同点に追い付かれたものの勝ち越しは許さず、5回85球6安打2四球4奪三振3失点（自責点2）で降板した。

　打線は直後の5回裏、外崎選手の安打などで1死2塁とすると、アギラー選手が2打席連続の適時打を放ち、再度勝ち越しに成功。6回から登板していたボー・タカハシ投手が7回表に逆転されるも、7回裏に1死2、3塁からブランドン選手が2点適時二塁打を放ち、再逆転。以降はボー投手が無失点に抑えた。

　勝利した埼玉西武は、2番手のボー投手が4回59球4安打1四球4奪三振2失点の好リリーフ。打線では栗山選手、アギラー選手、ブランドン選手がそれぞれ2打点を挙げ、チームはオープン戦最多得点となった。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０１１０１０２００ ５
西 ００３０１０２０Ｘ ６

広 大瀬良大地-森浦大輔-岡田明丈-河野佳-●大道温貴-益田武尚
西 武内夏暉-○ボー・タカハシ

文・佐藤大暉

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