サイ・ヤング賞左腕に大谷は3打席連続三振
エンゼルスのマイク・ソーシア監督は20日(日本時間21日)の本拠地アストロズ戦に1-3で敗北した後、3打数3三振に終わった大谷翔平投手について「間違いなくタフな夜になった」と嘆いた。
「5番・DH」で10日(同11日)本拠地マリナーズ戦以来となる先発出場を果たした大谷は、2015年サイ・ヤング賞左腕、ダラス・カイケル投手に完璧に抑え込まれた。
対戦した3打席でいいところなく3三振。満員のエンゼルスタジアムにはファンのため息が充満した。7回2/3を2安打1失点と圧巻のピッチングを見せた敵のエース左腕に、エンゼルス打線は為す術がなく、ソーシア監督も称賛するしかなかった。
「カイケルはいい仕事をした。ツーシームを低めに動かしていた。ショウヘイにとっては間違いなくタフな夜になった」
大谷はカイケルの“魔球"ツーシームに対抗できず。2回の第1打席ではツーシームを見逃し三振。5回の第2打席はカウント2-2からツーシームを空振り三振。7回もカウント2-2からツーシームを空振り三振。左腕とは相性の悪い大谷だが、この日はカイケル攻略の糸口を見出せず、大きな壁として立ちはだかられた。
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