結果は出ずとも先を見据えた打席に「2回目3回目とやった時に…」
エンゼルス大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地アストロズ戦に「5番・DH」で先発し、左腕カイケルの前に3打席連続三振を喫した。メジャー屈指左腕の内角球に手こずらされ、「きっちり攻めるところを攻められた」と振り返った。
7回2死までノーヒットノーランの快投を披露したカイケルに手も足も出なかった。第1打席には内角球を見逃し三振、第2打席はカウント2-2から内角球を振らされて三振を喫すると、第3打席も同じような内角球にバットが空を斬った。
2015年サイ・ヤング賞投手の内角攻めに、大谷は試合後「かなり変化もしていると思いますし、なかなかいいところに来るボールは動きも大きいので、難しいんじゃないかっていう感じは受けました」と脱帽。打席では積極的にバットを振ったが「振る中で合わせていければいい。今日1回だけの対戦ではない。2回目3回目やった時にしっかり対応できるような感じを掴めれば」と先を見据えての打席だったことを明かした。
さらに「いろんなタイプのピッチャーがいるなと。もちろん真っ直ぐが速いピッチャーもいれば、(カイケルのように)そうやって動かすピッチャーもいるので、いろいろ引き出しを多く作れればと思っています」と、三振の打席も無駄にせず、打者として1歩1歩成長を続けていく。
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