獅子と犬鷲の「11」対決再び。首位の意地、最下位の意地

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2018.7.21(土) 09:32

東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)PLM
東北楽天ゴールデンイーグルス・岸孝之投手(C)PLM

7月21日にメットライフドームで行われる埼玉西武と東北楽天のカード2戦目。20日の初戦は、東北楽天の塩見投手が2012年以来の完投勝利を挙げて、チームは連勝を4に伸ばした。東北楽天が連勝をさらに伸ばすのか。はたまた埼玉西武の自慢の打線が奮起するのか。試合の見どころを紹介していく。

【今季対戦成績】
埼玉西武→11勝4敗、東北楽天→4勝11敗

【埼玉西武】今井投手 4試合、1勝2敗 17回、12奪三振、16失点 防御率7.94
【東北楽天】岸投手 14試合、8勝1敗 107回、103奪三振、24失点 防御率1.85

埼玉西武の先発は、現在背番号「11」を付けている今井投手だ。プロ初勝利を挙げて以降、プロの壁に苦しんでいる今井投手。前回登板では2回途中5失点、3死球と大乱調だった。オールスターブレイクを挟んで心機一転、快投を見せることができるか。

埼玉西武打線では、6番以降の下位打線を担う選手に注目したい。第1戦では1番の秋山選手から5番の外崎選手までの打者には安打が出ていたが、6番以降の選手の安打数は0だった。打線のつながりを生むためにも、下位打線の奮起が絶対条件だ。

対する東北楽天の先発も、背番号「11」を付けている岸投手だ。自身7連勝中と好調を維持している岸投手は、自責点5点以上の試合が一度もない。強力打線を擁する埼玉西武相手にも防御率1.29と素晴らしい数字を残すが、自身の連勝を8に伸ばすことはできるのか。

東北楽天打線の厚みをもたらしているペゲーロ選手の活躍にも期待したい。19日の試合でも2安打1打点の活躍を見せ、2試合連続の打点となった。7月は打率1割台と苦しんでいるだけに、リスタートとなったペナントレースでチームも自身も上昇気流に乗ることができるか。

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