【MLB】大谷翔平、米殿堂に寄贈したキャップは「現代野球」コーナーの「ハイライト」

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2018.7.19(木) 17:30

米野球殿堂に寄贈された大谷翔平の初登板時着用の帽子【写真提供:Milo Stewart Jr./National Baseball Hall of Fame.】
米野球殿堂に寄贈された大谷翔平の初登板時着用の帽子【写真提供:Milo Stewart Jr./National Baseball Hall of Fame.】

クーパーズタウンに寄贈された投手デビュー戦のキャップ、その紹介文は…

エンゼルスの大谷翔平投手はメジャー1年目の前半戦で圧倒的な能力を見せつけた。指名打者として45試合に出場し、打率.283、7本塁打、22打点をマーク。投手としても、右肘靭帯損傷で離脱するまで、9試合に先発して4勝1敗、防御率3.10という好成績を残した。

ルーキーシーズンにして、米国野球殿堂でも「日本の鬼才はメディアの凄まじい期待通り」と絶賛されている。

米国野球殿堂があるニューヨーク州のクーパーズタウン。殿堂にはメジャーの歴史を彩ってきた記念のグラブやバットなどが納められている。球史に名を残す名手の用具、名場面を見届けた用具などが陳列されているが、ルーキーイヤーの大谷の“グッズ“も早くも殿堂入りしている。

そのグッズとは、4月1日の敵地アスレチックス戦で着用したエンゼルスのキャップだ。この試合は大谷の初先発登板試合だった。そして、赤いベースボールキャップの隣にはこんな紹介文が添えられている。

「Shohei Ohtaniのキャップ 2018年4月1日に大いに期待されていたメジャーリーグで投手としてのデビューを飾った際、オオタニはこのキャップを被った。オーランド相手に7-4での勝利を収めたエンゼルスのために、6回を投げた。多彩な球種の兵器庫とともに、23歳の日本の鬼才はメディアの凄まじい期待に応えた。わずか3安打で3失点に抑えた」

メジャーの歴史が刻まれている野球の聖堂で、「投手・大谷」は称賛を浴びている。

大谷キャップは「トゥデイズ・ベースボール(現代野球)」の最終ケース

エンゼルスと大谷が寄贈した記念すべきキャップは野球殿堂の「ホール・ニュー・ボールゲーム」というエキシビジョンの「トゥデイズ・ベースボール(現代野球)」のコーナーにある。

大谷のキャップが鎮座する場所はこのエキシビジョンの最終ケース。ナショナルベースボール・ホールオブフェイムのジョン・シェスタコフスキー広報教育部門副社長は「ハイライトだ」と話す。

今シーズン終了後には打者・大谷の象徴として大谷のヘルメットが寄贈される予定になっている。ベーブ・ルース以来100年ぶりの二刀流でアメリカでも注目を集める男は、メジャー史に早くも名前を刻んでいる。

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