まだ対戦はないが…二刀流での活躍は「明らかにタフで困難なこと」
メジャー最強捕手と呼ばれるカージナルスのヤディアー・モリーナ捕手がエンゼルスの大谷翔平投手を称賛した。「まだ対戦したことはないが、映像で見る限り、彼はスペシャルなタレントだ。それは疑いの余地はない」
17日(日本時間18日)にワシントンのナショナルズ・パークで開催されたオールスターに自身9度目の選出を果たした百戦錬磨の猛者は、優しい表情でこう語った。
ルーキーシーズンを戦う二刀流の男について、「スペシャル」と明言。カージナルスは今季、公式戦でエンゼルスと対決しないため、ワールドシリーズ以外で対峙するチャンスはないが、大谷の活躍に注目しているようだ。
「彼はメジャーで投手として活躍し、打者としても活躍している。それは明らかにタフで困難なことだ」
ベーブ・ルース以来、100年ぶりの二刀流を極めようとしている大谷。その道のりが険しいことをカージナルス一筋15年目のモリーナも認めている。
「彼はまだ若い。彼のこれからを見てみたいよ」
バズーカのような送球、巧みなキャッチング、チームを掌握する絶大なキャプテンシーを誇るモリーナ。2020年を最後に引退することを明言しているが、大谷とメジャーの舞台で対決する日はやってくるのだろうか。
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