7月17日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと北海道日本ハムの第13回戦。オリックスが打っては13安打11得点、投げても先発・ディクソン投手が12三振を奪う完封勝利で快勝した。
オリックスは初回、2番・西野選手と4番・吉田正選手の安打などで2死1,3塁の好機を作る。ここで北海道日本ハムの先発・マルティネス投手がけん制悪送球。この間に3塁走者がホームを踏み、オリックスが先制点を挙げた。
3回裏には、オリックス打線が火を噴いた。先頭の9番・若月選手と1番・大城選手、3番・ロメロ選手の安打で1死満塁とすると、4番・吉田正選手と5番・伏見選手の連続短長打で一気に3点を追加。北海道日本ハムの先発・マルティネス投手をノックアウトする。6番・安達選手が代わったばかりの北海道日本ハム・玉井投手から死球を受け、なおも満塁のチャンス。ここで7番・杉本選手が右翼席へ試合を決定付ける今季2号満塁アーチを放つ。この回、打者一巡の猛攻で8対0と主導権を握った。
オリックスは攻撃の手を緩めない。6回裏、2死から若月選手と大城選手が出塁して1,2塁とし、2番・西野選手が2点適時二塁打を放ってチームの得点は2桁の10点に到達。7回にも守備固めとして途中出場した後藤選手のタイムリーヒットで1点を加えた。
味方打線の援護もあって、オリックスの先発・ディクソン投手は初回から3回表1死までの7つのアウトを全て三振で奪う素晴らしい立ち上がり。3回を終えて8奪三振と、北海道日本ハム打線を翻ろうする。その後も危なげなくすいすいと投げ抜き、9回表のマウンドへ。
しかし、最終回は先頭の横尾選手に安打を許し、近藤選手と中田選手に四球を与えて2死満塁となる。最後にピンチを迎えたディクソン投手だったが、最後はアルシア選手を三邪飛に打ち取って試合終了。オリックスが11対0と投打で北海道日本ハムを圧倒した。
今季チーム初完投初完封を飾ったディクソン投手は球数146球、被安打3、来日以降自身最多となる12奪三振をマークして、2度目の完封勝利を挙げた。
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