前回対戦で空振り三振のアレクサンダーから左中間二塁打
エンゼルス大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地ドジャース戦で代打出場し、苦手な左腕から2打席連続ヒットとなる左中間二塁打を放った。マイク・ソーシア監督は代打として結果を残す24歳について「彼はデンジャラスだ」と最大級の賛辞を送った。
この日から始まるドジャース3連戦は、ナ・リーグ本拠地が舞台となるため、DH制が採用されない。そのためベンチスタートを余儀なくされた大谷だが、2-3の9回1死走者なしの場面で出番が訪れた。マウンド上に立つのは左腕アレクサンダー。6日(同7日)の本拠地戦での対戦では空振り三振に仕留められた相手だったが、カウント2-2からの6球目シンカーを捉えると打球は左中間を破る二塁打となった。
続くブリセーノが遊撃内野安打で大谷は三塁まで進んだが、最後はフレッチャーが三ゴロ併殺で試合終了。同点あるいは逆転の期待を膨らませたが、1歩及ばなかった。
試合後、ソーシア監督は代打出場に限られながらも、苦手とする左腕から2打席連続ヒットを放った大谷について「ショウヘイはアナハイムで(アレクサンダーと)対戦したことがある。だから、球には少し慣れていたんだ。彼(大谷)はデンジャラスだ。あの状況でショウヘイを出すことにためらいはなかった」と高く評価すると同時に、大きな信頼を寄せた。
前半戦の残り2試合もベンチスタートが予想されるが、代打として試合の流れを変える活躍を見せたい。
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