10月22日、SOKKENスタジアムで行われたオリックスと千葉ロッテの「第20回みやざきフェニックス・リーグ」の試合は、5対4で千葉ロッテが接戦を制した。

　初回、2死2塁から平沢大河選手の適時打で先制する。逆転を許した直後の3回表には、江村直也選手、勝又琉偉選手の安打で1死1、3塁の好機をつくり、井上晴哉選手が同点の適時打。続く4回表に友杉篤輝選手が勝ち越し打を放つと、6回表は植田将太選手の適時二塁打が生まれ、リードを2点に広げた。

　先発の田中晴也投手は2回裏、中川拓真選手に2点適時二塁打を浴びる。その後の3イニングは無失点に抑えたものの、4対2で迎えた6回裏、平野大和選手に適時打を許す。1死2塁から四球を与えたところで降板となったが、ここは代わった高野脩汰投手がしのいだ。

　8回表、相手のバッテリーミスの間に1点を追加。2点リードの9回裏は、菊地吏玖投手が上野響平選手に適時打を浴びながらも、最後は大里昂生選手を左飛に打ち取った。田中晴投手が5.1回9安打1四球3失点の粘投。友杉選手、井上選手、植田選手が2安打1打点を記録している。

　一方のオリックスは、先発・村西良太投手が4回5安打2四球3失点。打線は9回裏に1点差まで詰め寄るも、あと一歩届かず。「2番・右翼」で出場の茶野篤政選手は3安打1盗塁と存在感を発揮した。

　 １２３４５６７８９ 計
ロ １０１１０１０１０ ５
オ ０２０００１００１ ４

ロ 田中晴也-高野脩汰-八木彬-菊地吏玖
オ 村西良太-近藤大亮-富山凌雅-吉田凌-才木海翔

文・高橋優奈

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