◇オリックス対千葉ロッテ 「2023 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第3回戦(20日・京セラドーム大阪)
オリックスの東晃平投手が5回無失点と好投した。
昨年のデビューから無傷の7連勝を飾り、パーソル CS パ初先発に臨んだ東投手。初回に1死1、2塁と得点圏に走者を背負ったが、ここを無失点で切り抜けると、続く2回表には3者連続三振を奪う快投を披露。4回を終えた時点で相手打線を2安打に抑え込んだ。
再びピンチを招いたのは5回表。先頭打者から2連打を許すと、犠打で1死2、3塁とされる。一打で2点を奪われる可能性のある場面だったが、荻野貴司選手を浅い中飛に打ち取り2死とすると、続く藤岡裕大選手は左翼手・杉本裕太郎選手の好プレーで左飛に打ち取った。
東投手は、5回76球4安打1四球4奪三振無失点の内容で降板。打線が相手投手陣を捉えられず、勝ち投手の権利こそ手にすることができなかったものの、自身初となるポストシーズンでの登板で十分な役割を果たした。
◇東投手 コメント
「初回は少し力みなどもあって、思ったような投球ができていなかったんですが、2回以降は、しっかりと落ち着いて投げていくことができたと思います。ラオウさんのファインプレーもそうですし、野手のみなさんの守備に助けてもらいながら、なんとか0で抑えられたところはよかったです」
文・吉村穂乃香
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