救援陣が奮闘した獅子が大逆転勝利。これで7月は負けなしの5連勝

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2018.7.9(月) 21:52

埼玉西武ライオンズ・平井克典投手、栗山巧選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・平井克典投手、栗山巧選手(C)PLM

7月9日、メットライフドームで行われた埼玉西武と千葉ロッテの一戦は、序盤の5点差を跳ね返した埼玉西武が逆転勝利を収めた。

2度目の対戦となった埼玉西武・今井投手に対し、千葉ロッテ打線が序盤から猛攻を仕掛ける。まずは1回表、2番・藤岡裕選手、3番・中村選手の連打で1死1,2塁とすると、4番・井上選手に15号3ランが飛び出し、初回から3点を先制する。

続く2回表、2つの死球と二塁打で満塁とすると、今季初となる5番に入った角中選手が適時打を放って2点を追加。2回を終えて5対0と、千葉ロッテが5点リードして主導権を握る。

埼玉西武の反撃は3回裏、2本の安打と四球で2死満塁とすると、6番・外崎選手が押し出しの四球を選んで1点を返す。さらに7番・栗山選手が左中間へ適時打を放って1点差とすると、8番・中村選手にも適時打が出てこの回5得点。怒涛の攻撃で千葉ロッテの先発・渡邉投手を攻略した埼玉西武が、5対5と試合を振り出しに戻した。

4回、5回と両チームとも無得点に終わり、迎えた6回裏。埼玉西武は1番・秋山選手の二塁打から1死3塁とすると、浅村選手が適時打を放って勝ち越し。さらにこの回、5番・森選手に9号3ランが出て3点を追加し、9対5と4点のリードを奪う。

5点差をひっくり返した埼玉西武は救援陣が奮闘。2回途中から登板した2番手・佐野投手が3.1回を無失点に抑えて試合を立て直すと、3番手・平井投手は回を跨いで4者連続三振を奪う快投を披露する。

その後も野田投手、大石投手とつないでリードを守ると、打線も7回裏に2番・源田選手の適時打で2点を追加し、スコアを11対5とした。

9回表は、松本投手が千葉ロッテ打線を3者凡退に封じて試合終了。見事な逆転勝利で埼玉西武が連勝を5に伸ばした。

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