10月3日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第24回戦は、7対3で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクは1回裏、前試合に続き先頭の周東佑京選手が出塁し、1死2塁から柳田悠岐選手の適時打で先制。さらに2死1、2塁から柳町達に2点適時二塁打が飛び出し、3点のリードを得る。
先発の和田毅投手は、5回まで1安打と圧巻の投球を見せ、6回表に2安打を許したところで降板。5.1回3安打2四球6奪三振無失点の内容だった。この回は又吉克樹投手、嘉弥真新也投手の小刻みな継投で切り抜ける。
8回表に5番手・松本裕樹投手が小郷裕哉選手に10号ソロを浴びるも、打線は直後の8回裏に上林誠知選手、今宮健太選手の連続適時打で4点を追加した。
9回表は甲斐野央投手がマウンドに上がるも、4連打を浴びアウトを奪えず降板。代わったオスナ投手が無死満塁で1人目の打者を併殺に打ち取り、後続も抑えて試合終了となった。今季の本拠地最終戦を白星で飾り、パーソル CS パ進出へ大きく前進している。
一方敗れた東北楽天は、先発の則本昂大投手が6回6安打2四球7奪三振3失点。4年連続10度目のシーズン100奪三振を達成するも、1回裏の3失点が響く。打線は終盤に追い上げを見せるも反撃及ばず、順位を争う福岡ソフトバンク相手に痛い連敗となった。
123456789 計
楽 000000012 3
ソ 30000004X 7
楽 ●則本昂大-宋家豪-渡辺翔太-鈴木翔天
ソ ○和田毅-又吉克樹-嘉弥真新也-藤井皓哉-松本裕樹-甲斐野央-Sオスナ
文・武澤潤
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