9月30日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第22回戦は、5対4で千葉ロッテがサヨナラ勝利を収めた。

　千葉ロッテは2回表に3点を先制されるも、2回裏に無死1塁から岡大海選手の適時二塁打、3回裏には角中勝也選手の9号2ランが飛び出し同点に。4回表、再び勝ち越しを許すも、直後の4回裏に2死1、2塁から荻野貴司選手の適時打ですぐさま追い付いた。

　先発は、前回登板で8回1失点と西武打線を封じた西野勇士投手。しかし、この試合は4回までに7安打4失点と打ち込まれる展開となり、6回102球8安打2四球4奪三振4失点（自責3）で降板した。

　同点で迎えた9回表、4番手・益田直也投手が1死満塁のピンチを招き、なおも2ボールとしたところで降板。代わった坂本光士郎投手は、鈴木将平選手、外崎修汰選手を連続三振に仕留めて切り抜けた。

　そして延長10回裏、茶谷健太選手の安打、藤岡裕大選手の四球で1死1、2塁とする。打席には代打・石川慎吾選手が入り、サヨナラの適時二塁打を放った。

　敗れた埼玉西武は、先発・平良海馬投手が6回103球6安打3四球6奪三振4失点。打線は終盤に3度満塁の好機をつくったが、得点に結び付けられず。この敗戦で、パーソル CS パ進出の可能性は完全消滅となった。

　 １２３４５６７８９10 　計
西 ０３０１００００００ 　４
ロ ０１２１０００００１Ｘ ５

西 平良海馬-平井克典-田村伊知郎-クリスキー-●水上由伸-佐藤隼輔
ロ 西野勇士-澤田圭佑-ペルドモ‐益田直也-坂本光士郎-○中森俊介

文・二瓶健吾

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