単独3位浮上の千葉ロッテ井口監督に手応え「非常に調子が上がってきている」

Full-Count 細野能功

2018.7.7(土) 21:10

千葉ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】
千葉ロッテ・井口資仁監督【写真:荒川祐史】

4番手西野は約3か月ぶりの1軍登板「もっとコントロールを」

千葉ロッテが単独3位に浮上した。7日の北海道日本ハム戦。先発ボルシンガーが6回途中3安打1失点と好投。右太もも裏がつるアクシデントで降板したが、打線が大量9点を挙げて大勝した。試合後、井口資仁監督は「久しぶりに点が取れた、色んなピッチャーも試せた。チームとして非常に調子が上がってきている。順位というより、しっかり自分(ロッテ)らしい試合をやっていきたい」と淡々と語った。

勝利とともに大きかったのは、「勝ちパターンの中継ぎをしっかり休ませられたこと」だと井口監督。試合前にも「何とか早いうちに点をとって、今日こそ中継ぎを休ませて、(昇格させたばかりの)西野、チェンを使ってみたい」と話していたが、打線が大量点を奪ったことで、8回に西野、9回にチェンをマウンドに送る思惑通りの展開となった。

4月4日のオリックス戦後からファームで再調整を行なってきた西野は3か月ぶりの1軍のマウンド。イースタン・リーグでも先発で防御率5点台、リリーフでも6点台となっており、本人も「このタイミングで(上に)上がるのはびっくり。あまり自信はなかった」という昇格だった。

フル稼働となっているリリーフ陣の負担を軽減させるためのベテランの力。2/3を投げて1安打無失点でマウンドを降り「「ストレートは60点ぐらい。もっとコントロールをつけないと。(上がって)すぐ投げられたことはよかった」と久々の1軍登板を振り返っていた。

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