9月13日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と福岡ソフトバンクの第23回戦は、9対3で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク先発の有原航平選手は初回、1死2、3塁から味方の失策で2点の先制を許す。さらにペイトン選手に適時打を浴び、この回3点を失った。以降は立ち直り、7回4安打4四死球6奪三振3失点(自責点0)でマウンドを降りた。
打線は3回表に相手先発・與座海人投手を攻め立てる。1死2塁から三森大貴選手の5号2ランで1点差に迫ると、さらに2死2、3塁の好機をつくり、今宮健太選手が右中間を破る2点適時二塁打を放ち、逆転に成功した。
7回表には近藤健介選手の2点適時打、8回表にも甲斐拓也選手、周東佑京選手の連続適時打でリードを広げる。9回表には野村勇選手に3号ソロが飛び出し、9点目を奪った。8回裏は大津亮介投手、9回裏は武田翔太投手が無失点でつなぎ、試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、打線が10安打で9得点をマーク。周東選手が3安打1打点2盗塁2得点、三森選手、近藤選手、今宮選手は2打点を記録した。有原投手はチーム最多の8勝目をマークしている。
敗れた埼玉西武は、與座投手が3回84球4安打4四球4失点。リリーフ陣は計6安打5四球を許すなど、流れを断ち切れなかった。5安打3得点に終わった打線では、ペイトン選手が2安打1打点と気を吐いている。
123456789 計
ソ 004000221 9
西 300000000 3
ソ ○有原航平-大津亮介-武田翔太
西 ●與座海人-青山美夏人-ボー・タカハシ-本田圭佑-水上由伸
文・河野桜己
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