9月9日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテとオリックスの第19回戦は、4対0でオリックスが勝利し、優勝マジックを12に減らした。
オリックスは4回表、中川圭太選手、森友哉選手の連打などで1死1、2塁のチャンスをつくり、打席には杉本裕太郎選手。7月30日を最後に本塁打がなかった杉本選手だったが、左翼席へ待望の13号3ランを放ち、3点を先制した。
先発の山本由伸投手は5回まで完全投球。四隅をつく丁寧なピッチングで三振とゴロを量産し、相手を寄せ付けない。打線は8回表、森選手の犠飛でさらに1点を追加すると、山本投手もギアを上げ、8回裏は圧巻の3者連続三振。最終回もマウンドに上がり、NPB史上100度目となるノーヒットノーランで勝利をもたらした。
敗れた千葉ロッテは先発・美馬学投手が7回102球7安打1四球3奪三振3失点の力投を見せたが、相手エースを前に打線が沈黙した。
123456789 計
オ 000300010 4
ロ 000000000 0
オ ○山本由伸
ロ ●美馬学-東條大樹-澤村拓一
文・二瓶健吾
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