8月31日、PayPayドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスの第22回戦は、1対0で福岡ソフトバンクが勝利。首位・オリックスにカード勝ち越しを決めた。
福岡ソフトバンクの先発は和田毅投手。初回を3者凡退に切って取ると、ノビのある直球を主体とした投球で相手打線を封じ、序盤を無失点に抑える。
和田投手を援護したい打線だったが、相手先発・宮城大弥投手の前に得点を挙げられず、両者一歩も譲らぬまま試合は中盤に。和田投手は7回までを無失点に封じ、マウンドを降りた。
リリーフ陣も無失点でつなぎ、試合は0対0のまま9回裏へ。1死から三森大貴選手が安打で出塁すると、甲斐拓也選手の犠打で2死2塁とチャンスメイク。続く今宮健太選手が適時二塁打で勝負を決め、1対0でサヨナラ勝利を収めた。
福岡ソフトバンクは、和田投手が7回103球3安打2四球7奪三振無失点の快投。3番手・オスナ投手が3勝目をマーク、打っては近藤健介選手が3安打を放った。
一方敗れたオリックスは、先発の宮城大弥投手が7回6安打1四球8奪三振無失点の好投も、打線が散発4安打に終わった。
123456789 計
ソ 000000000 0
オ 000000001X 1
ソ 和田毅-松本裕樹-○オスナ
オ 宮城大弥-宇田川優希-●平野佳寿
文・村井幸太郎
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