4打数2安打2得点で勝利に貢献「実戦の中で前に進んでるかな」
エンゼルスの大谷翔平投手が、4日(日本時間5日)の敵地マリナーズ戦に復帰から2試合連続で「6番・DH」で出場。復帰2戦目で4打数2安打2得点と活躍し、7-4での勝利に貢献した。エンゼルスは連敗を2で止めた。大谷は試合後、「前に進んでいる」と手応えを示した。
大谷は2回の第2打席で右肘内側側副靭帯損傷からの復帰後初ヒットを放つと、打撃妨害で出塁した第1打席に続いて後続のヒットで生還。2得点目を記録した。負傷前の6月4日(同5日)ロイヤルズ戦以来30日ぶりのヒットは、打球速度103.1マイル(約165.9キロ)の痛烈な一打だった。
さらに、3点リードの7回1死走者なしで迎えた第4打席では、一塁線を痛烈に破る二塁打。9回の第5打席は左腕エリアスの前にニゴロに倒れたものの、エンゼルスは逃げ切りに成功した。
試合後、テレビインタビューに応じた大谷は「昨日負けてたので勝ててよかったかなと思います」と勝利を喜んだ。3日(同4日)のマリナーズ戦で約1か月ぶりに復帰したものの、3三振を含む4打数無安打。だが、復帰2戦目で早くも活躍を見せ、「打席の感覚もすごく良くなってきてると思いますし、昨日よりも実戦の中で前に進んでるかなと思います」と手応えを示した。
打率.287とした大谷は、1勝1敗で迎える5日(同6日)の第3戦へ向けて「このカード勝ち越せるように明日凄く大事だと思うので、何とか勝てるように頑張ります」と話した。
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