8月17日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第20回戦は、4対2で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武の先発・隅田知一郎投手は初回に2点を失うも、2回以降は粘りの投球を見せる。援護をもらった中盤も落ち着いて抑え、7回表には無死2塁のピンチを無失点。逆転した後はリードを渡さず、7回116球7安打1四球7奪三振2失点で降板した。
一方の打線は4回裏、2四球と暴投で1死2、3塁とすると、マキノン選手の犠飛、渡部健人選手の適時二塁打で同点に。5回裏には、長谷川信哉選手の二塁打と犠打で1死3塁の好機を演出し、源田壮亮選手の犠飛で勝ち越しに成功する。さらに中村剛也選手の適時二塁打で4対2とした。
救援陣は8回表を平井克典投手がつなぎ、9回表は青山美夏人投手がピンチを招きながらも無失点に抑え試合終了。勝利した埼玉西武は、隅田投手が7勝目。この日から一軍に復帰した渡部選手が2安打1打点をマークしている。敗れた東北楽天は、田中将大投手が5.2回91球7安打2四球3奪三振4失点。打線は8安打を放ったが、チャンスであと一本が出なかった。
123456789 計
楽 200000000 2
西 00022000X 4
楽 ●田中将大-安樂智大-鈴木翔天-酒居知史
西 ○隅田知一郎-平井克典-S青山美夏人
文・谷島弘紀
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