8月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと福岡ソフトバンクの第18回戦は、3対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク先発の有原航平投手は初回、2死1、3塁といきなり得点圏に走者を背負う。頓宮裕真選手を三振に打ち取ってこのピンチは切り抜けたが、2回裏に野選で先制点を奪われた。
打線は3回表、無死1、2塁と反撃のチャンスをつくる。柳田悠岐選手、近藤健介選手が連続三振に倒れるも、続く中村晃選手が四球を選んで満塁に好機を拡大し、柳町達選手の2点適時打で逆転に成功。さらに4回表、相手失策で1点を追加した。
好投を続けていた有原投手は8回裏、オリックス打線の猛攻を受ける。1死から二塁打を許すと、続く森友哉選手の適時打で点差は1点に。2死2塁の場面では紅林弘太郎選手に安打を浴びた。しかし、打球を処理した左翼手・近藤健介選手が本塁へストライク送球。二塁走者の生還を阻止し、何とかリードを守る。
1点差で迎えた9回裏は、オスナ投手が登板。1死2塁と得点圏に進まれるも、本塁は踏ませず、3対2で試合終了。有原投手が8回2失点で今季5勝目。柳町選手が2安打2打点1四球の活躍で、2試合ぶりのスタメン起用に応えた。
敗れたオリックスは、先発の山本由伸投手が5回110球7安打3四球5奪三振3失点(自責点0)。打線は相手を上回る9安打を放つも、あと一歩届かなかった。
123456789 計
ソ 002100000 3
オ 010000010 2
ソ ○有原航平-Sオスナ
オ ●山本由伸-山田修義-比嘉幹貴-宇田川優希
文・吉村穂乃香
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