8月1日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと北海道日本ハムの第14回戦は、3対2で北海道日本ハムが勝利した。

　北海道日本ハムは、加藤貴之投手が先発。初回は走者を出しながら無失点で終えるも、2回裏に適時二塁打で2点を失った。打線は4回表、1死1、3塁から野村佑希選手の適時打で1点を返す。直後の4回裏、無死2、3塁のピンチを招いた加藤投手だが、後続を連続三振に打ち取るなどして無失点に凌いだ。

　7回表、2死2塁の同点機で打席に入った五十幡亮汰選手は、5球目を振り抜いてセンターへと運ぶ。2塁走者が生還するかに思われたが、相手中堅手・岡大海選手の好返球に阻まれ、同点とはならなかった。

　劇的な逆転劇は9回表。万波中正選手が右中間スタンドへ16号同点ソロをたたきこむと、マルティネス選手も13号ソロで続く。土壇場で2者連続弾が飛び出し、試合をひっくり返した。

　1点リードとして迎えた9回裏には、田中正義投手がマウンドへ。2死2、3塁と一打でサヨナラという窮地に陥ったものの、最後は山口航輝選手を空振り三振に仕留め、試合は終了した。加藤貴投手は7回100球8安打2四球2失点の好投。8回を無失点に抑えたロドリゲス投手が今季初白星を手にした。

　敗れた千葉ロッテは、幸先よく先制に成功したものの、その後は好機で一本が出ず。益田直也投手が痛恨の2者連続弾を被弾し、連敗を喫した。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０００１００００２ ３
ロ ０２０００００００ ２

日 加藤貴之-○ロドリゲス-S田中正義
ロ メルセデス-横山陸人-ペルドモ-●益田直也

文・吉村穂乃香

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