7月8日、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックスと埼玉西武の第13回戦は、5対1でオリックスが勝利した。

　オリックスは2回裏、2死から宗佑磨選手と杉本裕太郎選手の連打で2、3塁のチャンスをつくり、野口智哉選手の適時三塁打で2点を先制する。続く3回裏は、宜保翔選手が粘って12球目に四球をもぎ取り、紅林弘太郎選手が6号2ラン。5回裏には、宜保選手の適時内野安打で5点目を奪った。

　先発・山本由伸投手は、毎回奪三振で5回まで相手打線をわずか2安打に抑える。6回表、鈴木将平選手に適時打を浴びるも、8回表は3者連続三振。9回表も無失点に抑え、9回5安打1四球13奪三振1失点。今季初完投でリーグ単独トップの8勝目を挙げた。

　オリックスは、この日一軍再昇格の野口選手、17試合連続安打の紅林選手、粘り強い攻撃を見せた宜保選手ら若手の活躍が光った。一方の埼玉西武は、高橋光成投手が5回7安打1四球5失点。打線も散発5安打1得点で7連敗となった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０００００１０００ １
オ ０２２０１０００Ｘ ５

西 ●高橋光成-水上由伸-青山美夏人-ボー・タカハシ
オ ○山本由伸

文・高橋優奈

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