◇東北楽天対福岡ソフトバンク 第10回戦(7日・楽天モバイルパーク宮城)
東北楽天打線が、初回に5得点を挙げる猛攻を見せた。
今季4試合に先発し、防御率0点台という好成績を収めていた有原航平投手との対戦。2死走者なしから小郷裕哉選手が四球で出塁すると、浅村栄斗選手が安打で続いて1、2塁に。ここからフランコ選手、辰己涼介選手の連続適時打で2点を先制する。
なおも2死1、2塁と好機が継続した場面で打席を迎えたのは、伊藤裕季也選手だ。有原投手が投じた初球を振り抜くと、打った瞬間に本塁打と確信できる打球が左中間スタンドへ飛び込んだ。
昨シーズン中に東北楽天に加入後、3試合のみの出場にとどまった伊藤選手だが、今季はすでに51試合に出場。キャリアハイだった2019年の21試合を大きく上回っている。この日も、2試合ぶりのスタメン出場で結果を残した。
◇フランコ選手 コメント
「打ったのはストレート。ツーアウトから2人がつないでくれたから、ランナーを返すことだけを考えて打席に入っていたよ。追い込まれていたけど、粘って打つべき球をしっかり捉えることができたね(真剣な表情で)」
◇辰己選手 コメント
「打ったのはチェンジアップかフォークですね。打ててよかったです(ニヤリ)」
◇伊藤選手 コメント
「打ったのはカットボールだと思います。先制点も取れて、まだチャンスだったのでとにかく積極的にいきました。この後もがんばります(笑顔で)」
文・吉村穂乃香
関連リンク
・試合詳細/動画
・伊藤裕季也 動画/成績
・定番グッズは今年で10周年【グッズショップ~イーグルス編~】
・鈴木大地が通算1500試合出場 史上204人目
記事提供: