7月4日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の第10回戦は、1対0で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテ先発の西野勇士投手は、危なげない投球を披露。7回表には1死1、3塁とピンチを迎えるが、田村龍弘選手のけん制で3塁走者がタッチアウトになるなど無失点で切り抜け、7回5安打1四球6奪三振無失点の内容で降板した。一方の打線は今井達也投手の前に8回1安打無得点と沈黙し、両軍無得点のまま延長戦へ。
10回表は澤村拓一投手が、1死1、2塁で代打・栗山巧選手を併殺に打ち取り無失点。11回表は西村天裕投手が2死1、2塁とされるも、後続を抑え得点を許さない。すると11回裏、先頭の藤原恭大選手が二塁打で出塁。その後1死満塁からポランコ選手が四球を選び、押し出しでサヨナラとなった。
勝利した千葉ロッテは、投手陣が11回まで無失点でつなぎ最後は粘り勝ち。西村投手は移籍後初勝利を手にしている。敗れた埼玉西武は、先発の今井達也投手が5月24日以来の登板で8回1安打3四死球5奪三振無失点の好投も、得点を奪えず競り負け4連敗となった。
1234567891011 計
西 00000000000 0
ロ 00000000001X 1
西 今井達也-増田達至-森脇亮介-●ティノコ
ロ 西野勇士-ペルドモ-益田直也-澤村拓一-○西村天裕
文・武澤潤
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