7月4日、東京ドームで行われた東北楽天とオリックスの第11回戦は、9対7でオリックスが乱打戦を制した。
オリックスは初回、押し出し四球と頓宮裕真選手の9号満塁弾で5点を先制する。続く2回表にセデーニョ選手が来日初本塁打を放つと、4回表にはセデーニョ選手の適時打、頓宮選手のこの試合2本目となる10号2ランで東北楽天を突き放した。
大量援護をもらった山崎福也投手は、2回まで被安打1と落ち着いた立ち上がりを見せたが、3回裏に5連打を浴びて2点を失う。4回裏には村林一輝選手に適時打、続く伊藤裕季也選手に安打を許したところで降板。後を託された小木田敦也投手だが、浅村栄斗選手に13号満塁弾を被弾し2点差に詰め寄られる。
それでも、その後のリリーフ陣は5イニングを被安打2に抑える力投で逃げ切った。勝利したオリックスの先発・山崎福投手は、3.1回9安打1四球4奪三振6失点。自身6連勝はならなかったが、頓宮選手が2本塁打6打点の活躍を見せるなど、計12安打9得点を挙げた。
一方の東北楽天は、先発・田中将大投手が4回11安打9失点(自責点8)。打線では、浅村栄斗選手が今季チーム初となる13号満塁弾、リリーフ陣も無失点に抑えたものの、序盤の大量失点が響いた。
123456789 計
オ 510300000 9
楽 002500000 7
オ 山崎福也-小木田敦也-○宇田川優希-阿部翔太-山崎颯一郎-S平野佳寿
楽 ●田中将大-内星龍-宋家豪-渡辺翔太-鈴木翔天-酒居知史
文・井口縁
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