6月15日、神宮球場で行われた東京ヤクルトと福岡ソフトバンクの「日本生命セ・パ交流戦 2023」第3回戦は、9対7で福岡ソフトバンクがシーソーゲームを制し、同一カード3連勝を飾った。

　福岡ソフトバンクの先発・板東湧梧投手は3回裏、二塁打と2四球で2死満塁のピンチを招くと、サンタナ選手の適時打と自身の暴投で3点を失う。打線は4回表に栗原陵矢選手の適時二塁打で点差を縮めると、5回表には近藤健介選手の適時打、今宮健太選手の犠飛、牧原大成選手の適時打で3点を奪った。

　再度逆転を許した直後の6回表は、上林誠知選手と代打・川瀬晃選手の適時打で同点に追い付き、相手の押し出し死球でまたも勝ち越す。しかし、8回裏に5番手・津森宥紀投手がオスナ選手に同点弾を浴びてしまった。

　延長戦へ突入した10回表は、下位打線からつないで1死満塁のチャンスをつくり、今宮選手が2点適時二塁打。10回裏はモイネロ投手が無失点で締め、4時間47分にわたる激闘を制した。なお、上林選手は3安打1打点を記録している。

　 １２３４５６７８９10 計
ソ ０００１３３０００２ ９
ヤ ００３０３００１００ ７

ソ 板東湧梧-ガンケル-大津亮介-甲斐野央-津森宥紀-○武田翔太-Sモイネロ
ヤ サイスニード-木澤尚文-今野龍太-石山泰稚-田口麗斗-●清水昇

文・二瓶健吾

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