アルバースがリーグトップタイの9勝目。投打がかみ合いオリックスが勝利

パ・リーグ インサイト

2018.6.26(火) 20:54

オリックス・バファローズ  アルバース投手(C)PLM
オリックス・バファローズ アルバース投手(C)PLM

メットライフドームで行われた1位・埼玉西武と4位・オリックスのカード初戦。中盤に握った主導権を盤石の投手陣で最後まで守り抜き、オリックスが埼玉西武との接戦を制した。

序盤は投手戦となった。十亀投手は得点圏に走者を背負いながらも無得点で切り抜ける粘りの投球を披露し、対するアルバース投手も多彩な変化球を駆使して埼玉西武打線に的を絞らせない。

中盤に入ったところで、まず主導権を握ったのはオリックスだった。4回表、5番・ロメロ選手が12号2ランを左翼席に打ち込んで2点を先制する。続く5回表には3番・吉田正選手に適時打が生まれて1点を追加し、リードを3点に広げた。

しかし、埼玉西武もこのままでは終わらない。5回裏、金子侑選手の内野ゴロの間にまずは1点を返す。続く6回裏にも1死1,3塁と好機を作り、5番・森選手が「うまく抜けてくれました。打ててよかった」という適時打を放ち1点差に迫る。

これ以上の失点は許されないオリックスは、7回から勝利の方程式を投入。まずは吉田一投手が無失点に抑え、8回裏を任された山本投手が得点圏に走者を許しながらも埼玉西武打線の中軸を無得点に抑える。

投手陣に後押しされた打線は、9回表に大城選手の適時打で1点を追加し、リードを2点に広げる。そして、9回裏は守護神・増井投手がきっちりと3人で締めて試合終了。カード初戦はオリックスが盤石の試合運びで勝利した。

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