13安打8得点と打線好調の埼玉西武が勝利。千葉ロッテは3本塁打で追撃もあと一歩及ばず

パ・リーグ インサイト

2018.6.24(日) 17:46

埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)PLM
埼玉西武ライオンズ・森友哉選手(C)PLM

6月24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテと埼玉西武の一戦は、効果的に得点を重ねた埼玉西武が、千葉ロッテの猛追を振り切り勝利を収めた。

2回までは千葉ロッテ・酒居投手、埼玉西武・榎田投手の両先発がピンチを背負いながらも得点を与えず、試合は静かな立ち上がりを見せる。

そんな中、先制に成功したのは埼玉西武だった。3回表、2死1,2塁の好機を迎えると、まずは4番・山川選手が5試合ぶりの打点となる適時打を放ち先制に成功する。なおも2死2,3塁という局面で、5番・森選手が逆方向へ7号3ランを運んで3点を追加。序盤3回を終えて4対0と埼玉西武が4点のリードとした。

対する千葉ロッテは4回裏、先頭の5番・井上選手がプロ初となる三塁打で出塁すると、続く鈴木選手の内野ゴロの間に生還し1点を返す。5回は両チームとも無得点に終わり、4対1と埼玉西武が3点をリードして、試合は後半の攻防へ。

反撃したい千葉ロッテは、6回裏に井上選手の9号ソロで1点を返し、続く7回裏にも井上選手が2打席連続となる10号3ランを放つが、埼玉西武にも4点を奪われて突き放される。9回裏には藤岡裕選手に一発が飛び出して6対8と2点差に迫るも、反撃はここまで。最終回はサイクル安打にリーチをかけていた井上選手に打席がまわらず、埼玉西武が逃げ切った。

救援陣が課題の埼玉西武は、8回裏にヒース投手が3者凡退に打ち取る好投を披露。9回裏に登板したカスティーヨ投手が一発を浴びながらもリードを守り切り、カード勝ち越しを決めた。

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