6月8日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天対阪神「日本生命セ・パ交流戦 2023」第3回戦は、6対4で東北楽天がサヨナラ勝利した。
初回、2死から小郷裕哉選手が安打で出塁すると、続く浅村栄斗選手の適時二塁打で幸先よく先制。3回裏には先頭・辰己涼介選手の安打、小深田大翔選手の犠打などで1死3塁とチャンスを広げ、小郷選手の犠飛で2対0とする。
先発・辛島航投手は初回、いきなり近本光司選手と中野拓夢選手に連打されたが、4番・大山悠輔選手ら阪神の中軸を打ち取ると、2回以降も順調にスコアボードに0を並べる。
ところが7回表、辛島投手が2四球と失策で満塁のピンチを招き、内野ゴロの間に1点を返される。続く8回表には、ここまで13試合連続無失点だった3番手・酒居知史投手が、大山選手の適時二塁打などで3失点し逆転を許してしまった。
1点ビハインドで迎えた9回裏、東北楽天は阪神の守護神・湯浅京己投手から連続四球を選ぶと、2死から小深田大翔選手がライトスタンドへ3号3ラン。劇的な一発でサヨナラ勝利を飾った東北楽天は今季交流戦初めてのカード勝ち越し。9回表を3者凡退に抑えた4番手・内星龍投手が今季3勝目を挙げた。
123456789 計
神 000000130 4
楽 101000103X 6
神 伊藤将司-岩崎優-●湯浅京己
楽 辛島航-安樂智大-酒居知史-○内星龍
文・菊地綾子
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