カード勝ち越しをかけて臨む一戦。制するのは鴎か、獅子か

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2018.6.24(日) 09:32

千葉ロッテマリーンズ・酒居知史投手(C)PLM
千葉ロッテマリーンズ・酒居知史投手(C)PLM

6月24日、ZOZOマリンで行われる千葉ロッテと埼玉西武の今カード最終戦。23日の試合では強い雨が降りしきる中、千葉ロッテが先発・ボルシンガー投手の5回3失点の粘投と井上選手の自身初となる逆転満塁弾が飛び出し、試合を制した。千葉ロッテが連勝で上位追走なるか、それとも、首位・埼玉西武が下位を突き放すか。試合の見どころを挙げていきたい。

【今季対戦成績】
千葉ロッテ→5勝6敗、埼玉西武→6勝5敗

【千葉ロッテ】酒居投手 6試合、1勝1敗 31.2回、15奪三振、22失点 防御率6.25
【埼玉西武】榎田投手 9試合、5勝2敗 49回、40奪三振、19失点 防御率2.94

千葉ロッテは酒居投手の先発が予定されている。1軍再昇格後、初先発となった前回登板17日の巨人戦では、6回1失点の粘投でチームの勝利に貢献。開幕直後から不安定な投球が続いたが、ようやく本来の投球を取り戻しつつある。24日の試合でも伸びのある直球を中心に試合を作り、チームの勝利に貢献したい。

千葉ロッテ打線では、不動の3番・中村選手に注目したい。23日の試合でも1安打を放つなど、対埼玉西武戦はこれで38打数13安打、打率.342と安定した打撃結果を残している。また、今季19盗塁中5盗塁を埼玉西武戦で決めており、打撃だけではなく、自慢の足にも期待がかかる。

対する埼玉西武の先発マウンドには榎田投手が上がる予定だ。前回登板17日の中日戦では4回途中5失点(自責点3)と試合を作ることができず、今季2敗目を喫した。千葉ロッテ戦では2戦2勝、防御率1.38と抜群の相性を誇っており、24日の試合でも相性の良さを生かした投球が期待できそうだ。

埼玉西武打線ではキャプテン・浅村選手に注目だ。23日の試合では初回に15号3ランを放っており、これで千葉ロッテ戦だけで6本塁打とした。24日の試合でも豪快なアーチを描くことができるかという点に注目したい。

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