パ・リーグ6球団のグッズショップを巡り、その魅力とイチオシアイテム、製作・運営の裏側を紹介する本企画。第4回は福岡ソフトバンクホークスの本拠地・PayPayドームにやってきました。
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PayPayドームのライト側に位置する「HAWKS STORE HOME」は、Fanatics Japanが運営する国内初のオフィシャルグッズショップとして2019年にリニューアルオープン。球場をイメージした店内は緑色と茶色を基調としており、温かみのある色の照明もグラウンドの雰囲気を演出しています。
選手が円陣を組んでいるようなユニフォームの展示はフォトスポットに。取材日は「ピンクフルデー」を間近に控えていたため、限定ユニフォームが飾られていました。「ダブルアニバーサリーデー」「鷹の祭典」「ファイト!九州デー」といったイベントに合わせて展示も変わるので、チェックしてみてくださいね。
支配下全選手対応のタオルは初めての観戦にオススメ クラッカーが応援グッズの新定番に
圧倒的な商品数を展開している「HAWKS STORE HOME」。そのなかでも、福岡ソフトバンクホークスで商品企画を担当するMD事業部の深田哲平さんイチオシのアイテムは「ジャガード織り応援タオル」(1,800円)。吸水性に優れ、手触りのよいこのタオルは支配下全選手がラインナップに。「これさえ持っていればホークスの応援を楽しめる」グッズとして球場で初めて観戦する方にもオススメです。
さらに、新たな“応援スタイル”として定着し始めている「応援クラッカー」(2個入り/300円)と「Today’s Hero クラッカー」(400円)もぜひ手に取ってほしいとのこと。いずれも店舗限定販売です。
2個入りの応援クラッカーのうち、一つはホークスの「ラッキー7」の際に、もう一つは勝利時に鳴らして場内を盛り上げます。
Today’s Hero クラッカーは、お立ち台で選手が持っているものと同じデザイン。選手と一緒に祝砲を放ち、勝利の喜びを分かち合いましょう!
選手がデザインを考案!「ファイト!九州」グッズ
今季の「ファイト!九州デー」は福岡・長崎・熊本・宮崎・鹿児島の5県で開催。試合が行われない佐賀・大分・沖縄からは、3県の出身選手によるプロデュースグッズが登場しました。
佐賀県出身の古川侑利投手は佐賀牛と有田焼をモチーフに、沖縄県出身の又吉克樹投手はシーサーをデザインに取り入れています。グッズの発表後、特に反響がよかったという大分県出身の川瀬晃選手が考案したデザインは、目と口が「ひかる」、ほっぺが背番号の「00」で描かれたキュートな自画像がメイン。川瀬選手のおじいさんはしいたけ農家を営んでいるそうで、頭には大分名物のしいたけが乗っています。
「常に一番であり続けること」
今年レイアウトを一新したHAWKS STORE HOMEは、ユニフォーム、応援グッズ、イベント関連グッズ、お菓子などカテゴリーごとに区画され、手に入れたい商品を見つけやすくなっています。店長を務めるFanatics Japanの成清慶太さんは、店舗運営にあたり「ホークスのパートナーとして常に一番であり続けること」を目指しているといいます。
一方の深田さんも「グッズを製作するうえで心掛けているのは、スピードとクオリティです。次々と新しいグッズを生み出しながらも、『ホークスのグッズはおもしろい』と、品質はもちろん、デザインやコンセプトにひねりを効かせ、楽しさのクオリティも追求したグッズの提供を意識しています」と語りました。
HAWKS STORE HOMEのほか、ホーム試合開催日は外周に計4カ所のグッズ売場がオープン。ファミリー向けや選手グッズに特化したショップなど、それぞれ異なるコンセプトで展開しています。観戦の際にはぜひ足を運んでみてください。
取材・文 高橋優奈
※商品価格は税込です。
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