6月23日、ほっと神戸で行われるオリックスと福岡ソフトバンクのカード2戦目。初戦を勝利した福岡ソフトバンクが4位・オリックスとの差をさらに広げるか、それともオリックスが再び同率3位とするのか、注目の集まる試合の見どころを挙げていく。
【今季対戦成績】
オリックス→5勝5敗、福岡ソフトバンク→5勝5敗
【オリックス】アルバース投手 11試合、8勝1敗 68.2回、53奪三振、20失点 防御率2.49
【福岡ソフトバンク】バンデンハーク投手 11試合、5勝5敗 66.2回、65奪三振、37失点 防御率4.73
オリックスの予告先発はアルバース投手。アルバース投手の登板する試合でチームは7連勝中と、来日1年目ながらチームの先発陣をけん引している。頼もしい新外国人左腕が今回もチームの勝利の立役者となり、再び福岡ソフトバンクとのゲーム差を0とできるかどうか。
オリックス打線の注目選手は安達選手だ。守備に定評のある安達選手だが、22日の試合では適時打を含む2安打の活躍を見せた。また、今季2本の本塁打はいずれも福岡ソフトバンク戦と相性も悪くない。下位打線から上位打線へのつながりを生み、ここからまた反攻を続けていくためにも、この球界屈指のショートストップの活躍が必要不可欠だ。
対する福岡ソフトバンクの予告先発はバンデンハーク投手。今季オリックス戦初登板になる右腕は、交流戦前まで3勝4敗。防御率も5点台と本来の投球ができていなかったが、交流戦は2勝1敗、防御率は2.70と復調気配だ。勢いそのままに、6勝目を懸けたマウンドに臨む。
打線では、22日の試合で大活躍を見せた中村晃選手に注目だ。シーズン序盤から好調を維持し、5月まで打率3割以上をキープしていた。しかし、6月に入り不調。月間打率は2割台前半と苦しんでいる。22日の2つの本塁打を、復調のきっかけとできるだろうか。
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