中村晃が2本塁打4打点の活躍。福岡ソフトバンクが3位の座を死守

パ・リーグ インサイト

2018.6.22(金) 21:48

福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)PLM
福岡ソフトバンクホークス・中村晃選手(C)PLM

6月22日、交流戦明け最初のカードとなるオリックスと福岡ソフトバンクの一戦。1点を争う展開となったこの試合は、延長10回表に中村晃選手が決勝弾を放ち、5対3で福岡ソフトバンクが勝利。パ・リーグ3位の座を死守した。

福岡ソフトバンクは2回表、先頭のデスパイネ選手が「少し詰まりましたが、入ってくれて良かった」と語る第17号バックスクリーン弾を放ち、先制に成功する。

先制されたオリックスは4回裏、クリーンナップの3連打で無死満塁の絶好機を作ると、6番・西野選手の犠飛、敵失、8番・安達選手の適時打で逆転。しかし直後の5回表、福岡ソフトバンクの1番・中村晃選手に第6号2ランが飛び出し、試合は再び振り出しに戻る。

3対3の同点のまま迎えた9回裏。オリックスは1死から、前日の試合で右足首を負傷した吉田正選手を代打起用。交流戦MVPを獲得した若き長距離砲は、期待に応えて安打を放ち、続く福田選手がしっかりと送ったが、代打・武田選手が打ち取られサヨナラならず。3対3のまま、試合は延長戦に突入した。

延長10回表、福岡ソフトバンクが試合を決めた。1死1塁で1番・中村晃選手がファウルで粘った末の9球目を捉えて、右翼ポール付近へ運ぶ。一度はファウルと判定された打球だったが、リクエストの結果判定が覆り本塁打に。土壇場で、福岡ソフトバンクが逆転に成功した。

そしてその裏は森投手がオリックス打線を無失点に抑えゲームセット。1点を争う好ゲームは、5対3で福岡ソフトバンクに軍配が上がった。

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE